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何か近くにいるな。
でも、正体が分からないうえに場所も掴めない。
何故、気配しか感じられない。俺は何か罠にかかったのか?…………!?
ヒュン
何だ?この刃物の形状は?こんなのよくもてたな。
「いやぁ、お見事お見事。よく避けれたねぇ」
「おまえ誰だ?」
「名乗る必要ないでしょ。どちらかが死ぬ運命しかないし。ま、俺は死なないけどね」
「なるほど、こちらに来た侵略者ってところかな?」
「ま、そうだね」
ドスドス
「ぐはぁ!」「かはっ!」
「あんたの仲間は消えた。後はあんた一人のみだな」
「ククククッ、「仲間」だってよアハハハハ!道具を仲間と呼ぶやつ始めてみたよ!」
「…………やっぱり生かして置くことに意味はなさそうだな」スッ
ドンッ
「ぐっ!い……つの……間に」
ヒュン
グサッ
「がはっ!」
「道具にしか頼れない人間は弱い。地形を有効に使いなよ」
グルルルル
「おい!何だよこれ!」
「野良の狼さ」
ガウッ
グシャグチャッ
「早くや………めさせろ!」
ガスッグチャッブシャァ
「がっ!くはぁ!」バタリ
なんだ?こいつ。大口叩いた割には弱かったな。どうやらここで正解らしいな
「ククククッ、さぁ来い。絶望させてやるよ。完成したこいつでな。ククククッ」
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