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莉「えっほ えっほ …見えた!もう着くからな!」
はげ山から一番近いとは言ってもそれなりに距離がある。
まぁ、子供の効率のいい身体なら楽なんだけど。
莉『母さん仕事か…どうしよ…
渓路、ちゃんと呼んでくれたかな…?』
恐る恐るだけど、おでこに触ってみた…うん。熱は…分からない…
自宅まで、走って帰ったのと元々の体温が高いのもあり、比べても差が…
見ただけで体調を当てるなんて芸当。まだ、幼い少年にそんな判断は出来ない。
少し眉間にシワがよっていて、顔が赤めの少女はどこか辛そうだ…というのは分かるが
はたから見ると悪夢でも見ていて魘されているのか?程度の変化かも…
六「着い…た…降りでぇ…」
結「えー窓の…ぇん…縁側まで。って約束だよ!」
六「降り゙ろよー…俺…莉桜みたぃニ…体力ない…から…」
結「もぉ~男なら体力ないとーもてないよ?」
六「ぅぐ…‥…‥おぉぉおおお! ??!…っわ!?」
ズッサー…
結「イタっ…くなかったけど…! 六徒!急に走らないでよ!…って、だいじょーぶ?」
莉「なにしてるんだよ?這い這いか?…うわっ血!下!鼻血!
人ん家の庭でなにしてるんだよ!」
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