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そんな渡部の言葉に、春は拗ねたように唇を尖らせる。
「えー、なんでさぁ?俺達と飯食えるの嬉しくないのー?」
拗ねたように言う春に、渡部は小さく溜息をつく。
「嬉しくありません。出来ればあんまり話したくもないですね」
これまたきっぱりと言う渡部に、春は苦笑を浮かべる。
「そこまできっぱり言われると傷付くなぁ。なんで?」
正直、立ったまま話すのは目立って仕方ない。
だが渡部も綿貫も、それよりも早く此処から離れたいらしい。
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