~夢~

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僕は母らしき人に単刀直入に聞いた。「さっきはどうしたんですか喧嘩してたみたいですけど…」 父の母は「あぁ、先程の喧嘩は小遣いあげてくれって息子が騒いでね…すいませんね変なとこみせて」 「いぇ、別に気にしてませんよけんかはよくありますしね」 僕は逆に喧嘩を見れてよかった気がする。父の喧嘩をしているすがたはまるで自分をみているかのようにそっくりだったから。僕は訪ねた。「なんかこの村妙なところを破損していたり、畑が陥没していたりなにかあったんですか」 父の母は先程とは違う口調でこう言った。 「そう。この村は一ヶ月に一度の頻度で地震が発生するんだよ。だからこの村はぼろぼろ…」 僕は父の母の話をサエギリ言った。「わかりました。これ以上は聞きません。ところで、今月はいつ地震が来るのですか」 「今日…今日地震が来る予定です」 母は言った。僕は父の母に「あのこ探して来ます、今日地震あるんですよね」といい、家を飛び出した。母は最後になにかを言っていたようだったがそのとき僕は気付かなかった。
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