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「私、あなたがほしいの…。あなたは私にとって天使。見てると心が和らぐ。ねえ、私の物になってー…」
毎日、彼女は俺の教室に現れる。僕は頑として断り続けた。理由は二つ。
・恋愛というのに興味がなかった。
・彼女は見た目は可愛いと思うが性格が俺に合わない。しつこすぎだ。
そして次の日も現れた。さすがにカチンときた。
「いい加減しつこいんだよ!」
彼女はそれを聞いて動じない。むしろー…
「私を叱る佐藤君好きよ。」
性格がひねくれている。彼女は一体いつ諦めてくれるんだ。
この本城里織は…
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