〇、神話

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〇、神話

《旧約聖書・冒頭部より》  初めに、神は天地を創造された。  地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。  神は言われた。 「光あれ。」こうして光が生まれた。  神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。  これが第一の日。  神は言われた。 「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」 神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。神は大空を天と呼ばれた。  これが第二の日。  神は言われた。 「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。地は草を芽生えさせよ。」そのようになった。  神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。  地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。  これが第三の日 。  神は言われた。 「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。 天の大空に光る物があって、地を照らせ。 」そのようになった。  神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。 神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。  これが第四の日 。  神は言われた。 「生き物が水の中に群がれ 。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」  神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物 、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。  これが第五の日。  神は言われた。 「地は、地の獣をそれぞれに産み出せ。」そのようになった。  神はそれぞれの地の獣を造られた。  神は言われた。 「我々にかたどり、我々に似せて、人を造り、地の全てを支配させよう。」 神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。  神は言われた。 「見よ、全地に生えるすべての木をあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。 」そのようになった。  神はお造りになったすべてのものを御覧になった。  見よ、それは極めて良かった。  これが第六の日。  天地万物は完成された。  第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、 安息なさった。  この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。
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