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どんどん自分の番に近づいて行く。どうしようかぁ。
やばい!みんなの紹介が全然頭に入らない。緊張してきたぞ。
ちなみに今の自己紹介の順番は出席番号順ではない。よくわからない席順のしかも1番後ろから順のため俺は美姫の後だ。
美姫の番が来た。男子の目線が獲物を狩るような目ですごい。
葛城!お前はあの物を値踏みするような目で美姫を見るな。
美姫が教壇に立つ。
「えっとー、関 美姫と言います。得意なことは料理や運動です。ちなみに次の亮は私の彼氏です。一年間よろしくお願いします」
一斉に身体を俺に向けて俺を睨み出す男子たち。はい、空気が死にました。
美姫が一瞬ペロッと俺に向けて舌を出して自分の席に戻る。
美姫め……許さん。
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