プロローグ

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「なんで校長の話ってこんなに長い!ねぇ、亮」 隣で俺を呼ぶ声が聞こえた。 いきなりのスタートがこんな感じで、すいません。 隣の席の男の子みたいな話し方だけど……実は可愛い女の子が俺、白波 亮【しらなみ あきら】に話しかけてきた。 女の子が何で俺の名前を知っているのか。 きっと疑問に思うかも知れないが、中学が同じで幼馴染と一般的に言われる関係だったからだ。 いわゆるファースト幼馴染。 俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない。 その女の子の名前は関 美姫【せき みき】。 中学2年生までは黒髪だったがある出来事から茶髪にしている。 ちなみに髪の長さは肩までの少し短め。ボーイッシュだ。 その髪型と性格が混じり合って男らしい女の子。 身長は俺と5センチしか変わらない161センチ。 っということは俺の身長は166センチなんだよな。 別に小さくなんか無いんだからね! はい、すいません。ちょっとやって見たかった。 ついでに自分の自己紹介をしておきます。 髪の毛は……それなりに平均ぐらいの長さの黒髪。身長はさっき言ったからいいとして……。 顔はまあまあかっこいい方だと思う。バレンタインは家族合わせて5個ぐらいもらえるぐらいはせめてもの顔はしてる。 一応、中学の時に2人に告白されたけど付き合ったことはない。 隣にいる美姫はパッチリとした目が特長で、この学校で知っている人はほぼいないが実はヤンキー。 マジでキレるとやばい!恐ろしくやばい! 前なんか電柱を凹ませたし、どっかの漫画みたいに石を握り潰した! 俺は美姫に向かって言った。 「まあ、そうなもんだよ……入学式なんて」 May'nさんに美姫を描いて貰いました。↓image=474928645.jpg
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