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「僕は葛城 竜斗、新入生代表で挨拶してたから名前は知っているよね?よろしく頼むよ」
わざわざ新入生代表ということを自慢してくるか……やっぱり嫌いだ。
「あっそう、よろしく」
イケメン野郎────────の葛城が握手を求めるが無視を極める。
……生理的に無理だ。ホント!
「ねぇねぇ……!」
俺の席の右側の男子が話しかけてきた。
黒髪のかっこいい部類にはいる男子だ。葛城と比べると見劣るが性格は良さそうな感じだ。
「隣だねよろしく!」
「こっちこそよろしくな!」
適度にまわりに挨拶をすると、先生が教壇に立ち話し始める。
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