6、新入生歓迎会 後半戦

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隼人や昂とは違う、冷たい声。 それは聞いたことのないものだった。 すぐに振り向くと、そこにいたのはやっぱり知らないやけに男らしくない生徒が3人。 「誰だ、お前ら?」 そう聞くと、一人がわざとらしい笑顔を浮かべて答える。 最初に俺を呼んだのもこいつみたいだ。 「生徒会親衛隊だよ。あんたならよく知ってると思ったけど?」 「っあ! 親衛隊!」 たった今まで考えていたことが親衛隊についてだったから、びっくりしてそう言った。 「お前らが悪いことばっかしてる奴らだな!明良達に友達が出来ないのは、お前らのせいだろ!?」 「はあ!? ふざけたことしてるのはそっちでしょ!?」 「会長様も呼び捨てなんて信じらんない!」 横にいた2人が甲高い声で叫ぶ。 「大体、」 「待って。あなた達は黙ってなよ」 真ん中の奴がそう言うと、2人は渋々といった感じで下がる。 俺は言った。 「それで、俺に何か用かよ!」 「なに、ゆっくり話でもしようと思っただけだよ。普段あんたは教室にいないから、新歓はちょうど良い機会でしょ? だからさ──」
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