6、新入生歓迎会 後半戦

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「お前ら、どういうつもりだよ! 俺は何もしてないだろ!」 「はあ!? まだわかんないの?」 「あんたが生徒会といることが問題なんだよ」 やはり、これは制裁だ。 萌貴君の行動に、遂に生徒会の親衛隊が我慢出来なくなったのだろう。 何はともあれ、止めなくてはならない。何より僕はその原因の一人なのだから。 しかし、これはいつ入ったら良いのだろう。いや、すぐにでも入ってくのが良いのだけど、タイミング関係なく踏み込める程僕は男らしくなかった。 話し声を聞いていると、中にいるのは萌貴君と親衛隊が3人の計4人がいるみたいだった。 「反省しなよ? ま、言わなくてもするだろうけど。じゃあね?」 「っ、待て………っ」 親衛隊の不穏なセリフに、萌貴君の焦ったような声。 違う……? 僕が知っている制裁じゃない? 「待て、ね……待つわけないでしょ」 「泣き喚いても(ワメイテ)も許してあげないから!」 「いい気味だよ!」 「だから……っ、いい加減、離せっ!」 「離すわけねえだろ」 「大人しくしてろっつうの」 ───!?
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