壱章ー練ー

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とはいえ相手は一国の主だ、王妃の許可?が出たとはいえ本当に攻撃魔唱を行使するのは流石にいただけない。 「では陛下、なぜどのような関係でそこの魔王とグルだったのか答えていただけますか?」 と、最近マオとの戦闘訓練で身に付けた殺気というものを陛下のみにあてる。陛下も戦闘の心得がある武人なんだから問題ないだろう。 しかし陛下は顔色を悪くし、且つ冷や汗をダラダラとかいている。 「おいロック、お前の殺気は鋭いんだ、いくらロイでもきついん、、、悪かった、だから俺にも殺気を向けないでくれ。」 おふ、私の殺気は陛下と魔王を凌駕したようです。 「ロイ?あぁ、陛下、、、、、、駄王の名前ですね、わかります。」 私の中から忠誠心と敬意という言葉は陛下に対して消え失せたようです。 「サティノル君!?些か駄王は問題が、、、いえ、すみませんでした!!!!」 駄王がなんか自分の意見を言ってきたのでトールハンマーのラストの文字を描こうとしたら謝ってきた。 「陛下、私の求めているのは謝罪でも意見でもありません。説明です。マオあなたもですよ?ニコッ」 「「イエス、マイロード!!!!」」 あれ?2人ともどうしたんですかね?
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