壱章ー練ー

18/31

2934人が本棚に入れています
本棚に追加
/358ページ
取り敢えず駄王の言い分から聞くことにする。 「実はだね、魔王の無害性は私は知っていたんだ。私の若い時からの飲み仲間だし。そこで、私とまぁ、君が言うマオはある作戦を考えた。」 駄王は若い時と言ったがまだ20前半でも充分通るし、王妃も子どもがいるとは思えない若さとプロポーションだ。 ん?作戦? 「その作戦とは?」 まぁ、予想はつきますが。あ、王妃は駄王に座るのに飽きたのか上座の椅子に戻りましたね。王女は未だにおろおろしてますし。 「それは魔王を倒したことにし、マオの自由化とマオが見つけた人材の教育だよその名も、、、」 駄王はマオとアイコンタクトをとり息を合わせて、、、 「「魔王倒した英雄誕生!!!更に強くして自分達は楽しよう作戦!!!!」」 うん。取り敢えず、魔唱最上級雷属性『トールハンマー』発動、さらにマオには魔唱ノヴァ級混合属性『氷渦巻け雷落陣』発動。 「えっ!ちょっ!それトールハンぎゃぁぁぁ!」 「なっ!それは超広域殲滅魔唱だーーー」 駄王には雷の鎚が頭上から襲いかかり、マオには数え切れない程の雷撃が襲いかり雷撃が当たった所に半径5mほどの円柱が天井まで伸びその空間ごと凍りついた。その複数の円柱の一つにマオはいた。 あ、勿論威力、範囲は弱く狭く限定してある。出ないとこの城を中心に、トールハンマーで吹き飛んだ後辺り一帯氷の世界になっている。 魔唱については後で詳しく説明するので少し待ってください。まず、この馬鹿共をどうにかしなくてはいけないので。
/358ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2934人が本棚に入れています
本棚に追加