壱章ー練ー

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だからと言って別に年齢聞いた意味はないですがね。ただの興味です。 っと!大事な事を失念していましたね。駄王に今後の私の処遇について聞いていません。 「駄、、、陛、、、駄王少し宜しいですか?」 「ねぇなんで陛下を言い直したの!?別に言い直す必要ないよね!?寧ろ何で言い直したの!?」 駄王はいつの間にか回復しマオの隣に立っていた。渋とさと耐久力はG級(家庭内害虫的な意味で)ですね。 「そんな事より、私は具体的に何をすればいいのですか?」 駄王は首を傾げる、、、まさか。 「まさか、進めるだけ進めて考えてないなんてことばないですよね?」 「ソ、ソンナコトアルワケナイジャナイカー。」 完璧な確信犯ですね。たちが悪すぎます。 「あ、あの?父がなにか粗相を?」 ルナは私に不安そうに尋ねる。ルナの父は駄王な訳であって、粗相とは目上の人に対して失礼を、という意味なのだが、、、この駄王は娘にまで低く見られてるのか(笑) 「いえ、少し手違いがありまして。ニコッ」 取り敢えず誤魔化しましょうか。
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