壱章ー練ー

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そう言うわけで私も魔唱しか使用できないわけです。まぁ、もとより他は使えませんが。 「しかし交換条件なんだ受けるしかないな。」 マオはニヤっと笑いながら肩をポンポンと叩いた。というか居たんですかマオ、、、完璧空気でしたよ? 「その笑い顔に一発魔唱ぶち込んでいいですか?」 と言いながらマオ顔面に右ストレート、、、スカッ、ちっ避けましたね。 「ふっ、油断さえしなければどうやってこブベラッ!!!!」 バックステップで回避してどや顔でセリフを喋ってたので魔唱最速の古代級(神雷槍)を素早くマオから見えない空間に描いてマオの後方から射出させた。ザマァァァ!!!! おっと、キャラがぶれてきました。 「それは追々考えるとして、駄王。私はこれからどうすれば?」 勿論威圧感たっぷりに。敬語で威圧されると怖いですよね。 「あ、えーと、まず衣食住は問題ない。城に住んでもらう、そして表向きの仕事は、、、うーん、何かしたいことある?ルナの夫以外で。」 親バカな駄王とか需要無いんですが。 「取り敢えず魔唱の研究をしたいんで城の研究者とでもしといてください。」 「ん、了解。で、これからが本題でサティノル君には有事の際に前線で一発デカいのを相手のどこでも良いからぶち込んでほしい。その後は無双するなり相手の頭潰すなり好きにしてくれ。大事なのは相手の目を君という未知の恐怖に向かせる事だからね。」 「、、、、、それを私に?じゃあ力をつけさせる為にマオを私に近づけさせたんですか。このことは両親は?」 「もちろん知らない。あの2人にそんなコト話したら私は今頃ミンチだよ。」 と、真剣な顔から一瞬恐怖が垣間見えた。
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