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ブロックスはこの魔王もとい変態はもう修正不可能と判断し、最低限の妥協案を魔王に提示した。
「はぁ、わかりました。気は乗りませんがそれでいいでしょう。しかし、魔王が死んだなんてどうやって広めるんです?」
魔王はそれを聞くと「ふむ」と手を顎に当て思考し始めた。というか考えてなかったんかい!
「よし!!」
と、魔王が手を叩く。
「君が倒したことにしよう!そうしよう!!では、善は急げだ。」
「え!ちょっーー」
魔王はそう言うや否や転移(正確には自分を光に変換して移動した)でどこかに行ってしまった。
そう、この時からブロックス・サティノルの波乱万丈な日常が始まった。
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