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「おい、今日はあの日だぜ!」
教室で単細胞生物のジグが半ば興奮気味に話し掛けてきた。オレンジ頭がいきがりやがって。
ちょっときめぇです。いじってみましょう。
「あ"ぁ?おめぇは女子の(特にマリーンが)あの日であることに興奮してんのか?
変態、死すべし!
うわっ、もしかして匂いで分かるとかいうやつ?
キモいんだけど、百足よりも蛞蝓よりもキモいんだけど、変態の骨頂だな。明日から君のような変態は来なくていいです」
「ちょ、何言って」
真っ赤になるジグ。
「うっわー、ひくわー、王女どう思う?」
俺は近くにいたマリーンにふる。
「ふぇ!?私ですか?・・・気持ち悪いですね」
サラリと一番傷つく言葉を俺がつけた傷口に塩でトドメをさした。ナメクジ以下ですね。
さすがです。歪み無いです。
石のように固まってしまったジグに俺は水の魔法で無理矢理引き戻してみせた。
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