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俺は暴れ狂うドラゴンをクロノスフィールドで固定した。
空間内を止めることも出来る。
魔方陣なしで時間魔法は制覇した。
修行の成果だ。
幼児二人を地面に下ろすと、二人はまたよちよちとドラゴンの側へ行こうとする。
「とっちゃ!」
「とーちゃっ」
まさか・・・ドラゴンが親という訳じゃないだろう。
俺はすぐにダンタリオンを呼び出した。
『ふむ、あれは珍しいドラゴンじゃな、鱗は最高級品として扱われる。
人語もかいするぞ。』
「ドラゴンが子育てすることはあるのか?」
しばらくダンタリオンは考えていたがこうこたえた。
『ありえなくもない』
高等なドラゴンになれば知能は高く、人語を操る奴もいる。
子育てという行為も可能である。
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