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「人間を?
普通なら魔王とかを倒して欲しいじゃないのか?」
俺は神様のお願いに疑問を持ち聞いてみる。
「いや、この世界の魔王は人間と共存しようとしておるのじゃ。
ただ一部の魔族や野放しになっておる魔物がおるせいで人間たちは全ての魔族や魔物が敵だと思い込んでいるのじゃ。」
なるほどね。
魔王は穏健派
それに漏れたやつが反乱か。
「本当なら儂がなんとかしなければいけないんじゃが」
「まあ、エンテトラスの管理人だから手が出せないとかだろ。」
俺の言葉が当たっていたらしく神様は黙って頷いた。
そんな神様を見て、俺は左の手のひらに右拳をパシッと叩く。
「うんじゃ、後は俺に任せんしゃい!!」
そう言ったら神様は「ありがとう」と言って頭を下げた。
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