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ハァ…と溜め息をついて、水筒を取り出してお茶を飲もうとして、
「ぶっちゃけ………シた?セックス。」
という真琴の発言に、オレは度肝を抜かれてむせた。
「!?……ゴホッ!ゴホッ!…な、に言ってんだよ!!」
「えーだって、デートなんだからやっぱそーゆー展開になることない?」
「ならない!絶対ならない!!」
そのデート=エッチなことっていう図式にまず納得がいかない!
女の子ならまだしも、相手はあの夜神だぞ!?
男相手に欲情できるか!!
「でもさー暁。」
真琴が神妙な顔つきでオレを見た。
「一応付き合ってるんだろ?……付き合うってのは、キスやそれ以上、その他諸々オッケーってことだろ。」
「………!!」
真琴の言葉に、顔面蒼白になっているだろうオレ。
わかってたことだけど………改めて言葉にされると、リアルに恐怖。
………キスは、既にしてしまったけど。
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