silver moonと弁当の行方…

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だ……、 「………誰?」 思わず口を突いて出た疑問符。 てっきり夜神一人だけかと思って油断してた。 いや、ものすごく油断してたワケでもないけど。 そう思ってたら、まさかのお仲間登場。 しかもこの人たちも夜神に負けず劣らずの美形揃い。 見た目派手だけど、着飾らなくてもフツーにイケメンだと思う。 ………て、いうか。 なんなんだこの状況!? 今オレの目の前には美形のヤンキーがズラリと並んでいて。 全ての視線がオレに集中している。 視線が刺さりまくって、なんだか全身が痛くなってきたような……? 「……そ。コイツ。」 夜神はボソリとそう言ってオレに近寄ってきた。 そしてオレの隣まで来るとくるりと向きを変え、オレの肩に手を回した。 「俺の、恋人。」
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