8152人が本棚に入れています
本棚に追加
「いっ、今っ?」
唐突な提案に思わず間抜けな声をあげてしまう。
時計を見ると、9時半になろうかというところだった。
「会いにって、お前がオレんちに来るってこと?」
『文句あんのか?』
「………」
出たよ俺様。
そこは健在なんだな。
「いや…てか時間が時間だし、明日お前が学校に来ればいいんじゃないの?」
『俺に会いたくねぇのか? アキは。』
「そういうワケじゃないけど…」
『じゃ、決まりだな。』
「ちょ、オイ…」
オレの言葉もまともに聞かず、夜神はブチッと電話を切りやがった。
え、アイツマジで来る気?
オレんちに?
フツーに親いるんだけど?
ま…まぁ会うだけならいいのか…?
最初のコメントを投稿しよう!