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「─────え?」 場所を変えて聞かされた内容に、オレは呆然とした。 地元にある公園のベンチに2人で腰掛け、オレは夜神の話に耳を傾けた。 けれど夜神の口から語られた事実に、オレはただ衝撃を受けるしかない。 『広島への転勤が決まり、継母とその子供も付いていくことになった。』 昨日夜神の元を訪れた夜神の父親は、そう伝えたらしい。 そして。 『今度こそ、一緒に暮らそう。』 そう、言われたのだと。
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