5人が本棚に入れています
本棚に追加
この世界に‥ 君と二人… 残した足跡を辿り。。
(春)ハル風ふく日に 出会った二人は 何一つ不安もなく 二人の時間を作り始めた。。
桜[はな]見上げコトバ交わし 無邪気な笑顔が好きだった。 もう見れないけど…
(夏)ナツの夜道を歩き 手をつなぎ 見つめ合ってキスをした 虫の声が消え二人の異世界[せかい]へ。。
いろんな話で笑って いろんなことで悩んでた。 もうそんなことはない…
『スギ去ッタ君、トマッタ自分。 過去の思い出、動く時計。
君といたから‥
二人でいたから‥
そんな日が…。』
(秋)どこか淋しさを 感じるアキ風 なにか不安に思えた。
二人の時間が減り始めた季節。抑え切れない感情に負けた。横を見てしまって、後悔するしかなかった。君をまっすぐに見ていればよかった。不安をあなたで埋めれなかった。 今もあの時の自分が‥
(冬)フユの夜の道 雪にあおられて 君に告げられた「二人の時間は作れないよ」と。。
帰り道、涙が出なくて 拳で顔を殴っても 泣けなかったんだ。
『スギ去ッタ君、トマッタ自分。 過去の思い出、動く時計。
君といたから‥
二人でいたから‥
そんな日が…。』
冬秋夏春・・・残した足跡辿ったら 今、涙が落ちたよ…
‐『スギ去ッタ‥。』‐
最初のコメントを投稿しよう!