クール1 ひんやり変身!クーレッシュ登場

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「はあはあ……ここまで来れば、何とか撒けられたよね」 「久しぶりに階段を走ったから、脚がちょっと痛いかな?」 「休んじゃだめッベン」 「あんた……まだいたの?」 「僕はシャーベン。変身可能な冷気戦士には、清涼感あふれる気質がある者のみがなれるッベン」 「戦士って変身してなるんだ」  すずが疑問に思った。 「アイシンクって相棒がいれば、結晶化した変身ブローチが出せるんだッベン」 「相棒ってあんたみたいのが……もう一匹いるんだ」 「すーちゃん、質問責めしてる場合じゃないわ」 「うん、じゃあ、アイシンクが合流するまで、変身はおあずけね」 「ベン!! それって、君たちが戦士になるって意味? 資格は難しいんだッベン。簡単じゃないッベン」 「街じゅう、ミニの妖怪だらけよ!! 多分、街の人たちが変わり果てたのよね? だったら、戦うしかないじゃん」 「すーちゃん……あたし、戦うのはムリよ」
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