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で、今、森の外へ向かっています。
リコ【むう。結界の向こうは高濃度の瘴気じゃな】
コウ「……そのようですね」
どうやって、出ろと?
リコ【……さっそく、蛟牙を使うかの?風で結界を張れば良かろう】
コウ「あ、そうでした」
私は背負っている蛟牙で、風(と言うか竜巻)の結界を作りました。
納刀中は、杖として使えるみたいです。
戦闘面では、なかなか便利ですね。
コウ「これで良しと」
リコ【随分と荒々しい結界じゃな】
コウ「仕方ないd ?【グギャァァァァ!】何?」
リコ【腐敗龍じゃな。ほっといても 腐【グギャオォォォォ!?】言う前に殺られおったか】
何かいきなり出てきて、いきなり突っ込んで来て、気付いたら粉砕されてました。
コウ「馬鹿?」
リコ【奴らには脳が無いぞ?】
コウ「……考えれないですね」
どうやって動いているのかは知りませんが、考えれないのですね。
そりゃ、自滅しますね。
コウ「……リコさん?」
リコ【む?】
コウ「巨大化して乗せて?」
その方が楽ですし、速いですしね。
リコ【………良かろう】
コウ「《解》」
魔力回路の制限を解きました。
ボフンッ
リコ【落ちるなよ?】
コウ「はい」
そっから、森の外まで、走ってもらいました。
片手でしがみつくのって、大変ですね。
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