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コウ「………凄く大きいです」
現在、砦蟹の右やや斜め後ろ100mぐらいの位置にいます。
地面に穴を空けながら、進んでますね。
通るだけで、街が壊滅するわけですね。
あ、因みに龍殺しの術が効くから、分類が蟹ではなく龍なんだそうです。
リコ【呆けてないで、行くぞ】
コウ「あ、はい」
私は旋風を蛟牙で起こして、砦蟹の上まで飛びました。
で、乗ってみましたが、
リコ【ふむ。意外と揺れないのじゃな(モグモグ…)】
コウ「ほんとですね(モグモグ…)」
全然揺れてないのです。
あるとしたら、旋回時の遠心力ぐらいです。
コウ「(モグモグ…) てか、気付かないのですかね?」
リコ【(モグモグ…) 鈍感にも程があるのう】
まだ、気付かれてないみたいです。
あ、人?の背中に勝手に乗って、勝手に食事しています。
リコ【……つついてみるかの?】
コウ「止めときましょうよ」
リコ【ふむ。………この進路だと、明日にはシラサキ砦の近くを通るかの?】
コウ「そちらに寄りますか?」
リコ【うむ。…早めに寝るかの?
乗り過ごすと不味いしのう】
コウ「そうですね」
お腹も膨れましたし、疲れましたしね。
早めに寝ることにしました。
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