新たな家族

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?「珍しく、誰も居ないのさ~」 あ、誰か来たみたいです。 声からして、センジですかね? クオ「む?誰じゃ?」 セン「……え?」 固まったみたいですね。 まあ、当然ですか……。いきなり、少女の声が聞こえてきたのですからね。 スタッスタッスタッ…… ガラガラ… セン「なっ!?のわ~!?」 ズテェン 驚いたのか、転けました。 ……凄く…痛そうです。 セン「イッテェ~」 / 大丈夫? \ セン「ああ、なんとかな~」 オボロも入っているみたいですね。 クオ「クククッ。大丈夫かえ? 安心せい。この体は、男じゃ」 セン「え?マジ?」 コウ「はい」 セン「…………」 クオ「ほれ、いつまでも突っ立っていたら、風邪を引くぞ? 入った入った」 セン「あ、ああ……。 え?それは?」 コウ「私は冷酒ですね。歳は問題無いです。 クオさんのは、酒擬きの妙霊酒です」 セン「……一体、何歳なのさ?」 クオ「詮索しない方が良いぞ? カエデは、10じゃがのう」 10……オボロの体と同い年ですね。
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