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どこをどうやって歩いて来たかもわからない。
夢見心地のまま帰路についた僕は、気がついたら自分の部屋の中ににいた。
あまりにも今日の出来事が衝撃的すぎて、生きている実感すら持てない。
もしかして僕は死んでるとか?
不安になった僕は頬っぺたをちぎってみる。
「…痛てて」
うん。普通に痛い。
とりあえず生きてはいるみたいだな。
ということは、やっぱり現実?
純白の潔癖姫が本当に僕の彼女?
それとも夢でも見てるのかな?
もう嬉しい感情を飛び越えて、だんだん怖くなってきた…。
僕が一晩中悩んで悩んで、結局朝に寝坊したのは言うまでもないだろう。
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