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真月はドアをあけると街の中にいた。
真月「私がいた街となにも変わらない。」
真月は街のなかを歩き出した。
真月「それにしても、この世界の戦士って誰なんだろう?」
しばらく歩くあとどこからかバイオリンの音が聞こえた。
真月「綺麗な音…」
真月はバイオリンの音が聞こえた場所に行くと一軒の洋館についた。
真月「すごい立派な家…」
真月が洋館に見とれていると中から1人の男が現れた。
「こんなところで何してるの?」
真月「バイオリンの音が綺麗だったのでつい…
それより今バイオリンを弾いていたのはあなたですか?」
「そうだよ。」
真月「オーケストラか何かに入ってるんですか?」
「いや、僕はバイオリン職人なんだ。
今のは作ったバイオリンのできを確かめてたんだ。」
真月「すごいです!」
「そんなにすごいかな…
良かったらバイオリンを作るとこ見てく?」
真月「ありがとうございます。
名前は…」
「僕は渡。
紅渡だよ。」
真月「私は要真月って言います。」
渡「じゃあ行こうか真月ちゃん。」
真月「はい。」
渡と真月は洋館の中に入っていた。
その様子を1人の男が見ていた。
渡「これがバイオリンに使うニスでこれがバイオリンに弦をつける場所だよ。」
真月「いろんな材料があるんですね。」
真月は渡の作業場を見ていた。
真月「ところであそこにあるバイオリンは何ですか?」
真月は部屋にあるバイオリン見て言った。
渡「これは父さんが作ったバイオリンだよ。
僕はいつか父さんが作ったこのバイオリンを超えるバイオリンを作るのが目標なんだ。」
真月「目標か…」
秀治『この世界にはウルトラマンや怪獣なんかがいる。
そいつらがいた星やそいつらの故郷が俺は見たいんだ。』
真月の脳裏に幼なじみの秀治の顔が浮かんだ。
渡「どうかした?」
真月「あ、なんでもないです。」
真月はそう言うとネクサスからもらった時計を見た。
真月「もう一時間たったんだ。」
渡「あ…」
真月「どうかしたんですか?」
渡「バイオリンに使うニスがなくなってたから。
取りにいかないと。」
真月「じゃあ私も行っていいですか?」
渡「うん、じゃあ行こう。」
真月「はい!」
真月と渡は外に出た。
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