プロローグ

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私は気が付くと光に包まれた道の上にいた。 私は白い光に包まれた道を歩きだした。 もしかしたら元の場所に、秀治のもとに戻れるかもしれないと思った でも光の道はどこまでも続いていて歩いも歩いても出口は見えなかった。 真月「どれぐらい歩けばいいんだろ? それにここどこ?」 「ここは光の空間。 どんなに離れた場所でもすぐに着く。」 短剣から声が響いた。 真月「でももう二時間も歩いてるけど着かないよ。」 「大丈夫だ、目の前にドアが見えるだろ。」 真月「ドア?」 声の言う通りに前を見るとドアが現れていた。 真月「さっきまで無かったのに!」 「そのドアからお前の希望のもとに行ける。」 私はドアに近づくとドアのぶに手をかけた。 真月「あれ、ここどこ?」 私はドアを開けると夜の広場のような場所に立っていた。 「ここは全ての世界が交じり会う場所だ。」 真月「えっ?」 私が振り向くとそこには銀色のウルトラマン、ウルトラマンネクサスが立っていた。 真月「あなたがあの短剣みたいなものから私に話しかけたの?」 ネクサス「そうだ。 しかし今お前が見ているのは俺の思念体だ。」 真月「私は何でここにいるの?」 ネクサス「お前がショッカーとNEOザンギャックの人体実験で手にいれた能力を逆に利用し、お前だけの力にするんだ。」 真月「私だけの力?」 ネクサス「そうだ。 そしてお前は力をつけるために今から9つの世界を旅し、その世界の戦士からお前だけの力の使い方を見極めろ。」 真月「9つ世界を?」 ネクサス「だか、一つの世界に入れる時間は24時間だ。 24時間たてば俺が迎えにゆく。」 真月「もとの世界にはいつ戻れるの?」 ネクサス「お前が9つの世界を全てまわりおえたあと、つまり9日後だ。 だが、お前のいた世界の1日はお前が回る世界の3日分のずれがある。」 真月「じゃあ私が全ての世界をまわりおえてもとの世界に戻る時は、私が連れ去られて3日後に戻るの?」 ネクサス「そうだ。」 ネクサスはそう言うと私に向かって光を放った。
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