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「もうみんなここに来るのが当たり前になってる」
「そうですね。なんかこう、部活みたいですよね」
「ハハハ!ただ喋ってるだけの部活なんてあるわけねーけどな!」
「まあ、この世どこかにはだべってるだけで今日の生徒会終了!なんて学校もあるけどね」
ハーレム目指してる副会長がいそうな学校ですね。
「それで話は変わるけど、今度のGWにみんなでどっか行こうと思うんだけど行きたい所ある?」
「ハイ」
山中先輩が挙手する。てか挙手制なんだこれ。
「はいどうぞ!美雪さん!」
「夏紀の家でお家デートしたい。夏紀と2人きりで」
みんなでという前提を無視!?
「たしかに私もしたいけど今回はみんなで出かけるっていう話だからそれは別の日にしようね?」
「わかった…」
心底残念そうですね。山中先輩。
「そのかわり、その日になったら…。ウフフ…」
「フフ、楽しみ…」
「あ、あの…ちょっと…」
「今日は親帰ってくるの夜遅くなんだ…」
「ああ…、夏紀…」
先輩が2人の世界に入ってしまった。
「おーい!帰ってこいお前ら!」
「「!」」
あ、咲夜の一声で2人が帰ってきた。
「ごめんなさい。あまりに楽しみだったからつい。夏紀愛してる」
「ええ、ちょっと興奮しすぎちゃったみたいね。ごめんなさい。私も愛してるわ美雪」
「微妙に帰ってきてねぇ!」
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