空き教室

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「それじゃあ、他になんかある人ー」 「ハイハイ!」 「ハイ!咲夜ちゃん!」 「ブック〇フ!」 「その理由は?」 「読みかけの漫画読みたい」 「お前もみんなの部分無視かい!」 「もうちょっとでこ〇亀全巻読破できんだよ!」 「どんだけブックオ〇通ってんの!?」 「あ、私も境界線上のホ〇イゾン読破したい!」 「先輩ものらないで下さい!」 あの量読破すんのにどんくらいかかると思ってんの!? てか、あれはあれは立ち読みするくらいなら買った方がいいと思う。 「まあ、この案は却下として他に誰かー」 「ぶっちゃけ先輩ちょっとめんどくさくなってません?」 「少しねー」 「ハ、ハイ」 薫が控えめに手を挙げる。 「どうぞ薫君。じゃあもう薫君のやつで決定するからね」 「この近くにあるショッピングモールに行くというのはどうでしょうか…?」 「うん。それが妥当よね。じゃあショッピングモールに決定ってことでみんな異論は無いわね?」 「ありません」「無い」「無いぜー」 「よし!みんな後日大丈夫な日を伝えておいてね」 というわけでGWにみんなでショッピングモールに行くことになった。 少し前までは誰かと出かけるなんて思ってなかったからちょっと楽しみだ。 「なあなあ、あそこのショッピングモールにブッ〇オフあるかな?」 「無いと思う」
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