マゴスの本部

2/17

16人が本棚に入れています
本棚に追加
/107ページ
夢を見た。 今から500年くらい前の…… そう、これは実際に起きた出来事だったような…… 私の周りには他の神々がいる。 どうしてそんな顔をするの? 私は何もしてないのに、どうして怒っているの? やめて! やめてよ!! ねえ、イニーツィオ。 どうしてそんな悲しい顔をするの? どうしてみんなは私のモンスター達を殺すの? モンスターがいなくなったら、私は消えちゃうんだよ? イニーツィオ、見てないで助けてよ! 私1人で他の神々に勝てるわけないじゃない! え? どうして? ……………………分かった。 残ったモンスターだけでも封印すれば、いないわけじゃないから私は消えないのね? 夢はそこで終わり、私は現実の世界に引き戻される。 目を開けると、いつも通りの私の部屋。 「そうだ。 昨日の夜、帰ってすぐに寝ちゃったんだっけ?」 そう思った瞬間。 指輪が急に光だした。 「え!」 光はあっという間に強くなり、次の瞬間にはベットの前に風雷が立っていた。 (やっと出られたわ♪) 「本物の風雷だよね?」 (私のニセモノがいると思うのかしら?) 「アハハ……いないよね……」 (それはそうと、さっそく本部に行くわ。 制服に着替えるのよ!) 「え? 今日は学校無いんだけど……」 (ウフフ♪ 実は学校にあるのよ、それも、学校の地下にね。) 「え~~~~~~~~!!」
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加