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夢を見た。
今から500年くらい前の……
そう、これは実際に起きた出来事だったような……
私の周りには他の神々がいる。
どうしてそんな顔をするの?
私は何もしてないのに、どうして怒っているの?
やめて!
やめてよ!!
ねえ、イニーツィオ。
どうしてそんな悲しい顔をするの?
どうしてみんなは私のモンスター達を殺すの?
モンスターがいなくなったら、私は消えちゃうんだよ?
イニーツィオ、見てないで助けてよ!
私1人で他の神々に勝てるわけないじゃない!
え?
どうして?
……………………分かった。
残ったモンスターだけでも封印すれば、いないわけじゃないから私は消えないのね?
夢はそこで終わり、私は現実の世界に引き戻される。
目を開けると、いつも通りの私の部屋。
「そうだ。
昨日の夜、帰ってすぐに寝ちゃったんだっけ?」
そう思った瞬間。
指輪が急に光だした。
「え!」
光はあっという間に強くなり、次の瞬間にはベットの前に風雷が立っていた。
(やっと出られたわ♪)
「本物の風雷だよね?」
(私のニセモノがいると思うのかしら?)
「アハハ……いないよね……」
(それはそうと、さっそく本部に行くわ。
制服に着替えるのよ!)
「え?
今日は学校無いんだけど……」
(ウフフ♪
実は学校にあるのよ、それも、学校の地下にね。)
「え~~~~~~~~!!」
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