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私はいつの間にかベットで寝ていた。
真っ黒な世界。
そう、初めて風来にあった時と同じ……
後ろから大きな気配を感じて振り返ると、そこには赤いドラゴンが聖奈を見下ろしていた。
(あなたがベスティアの生まれ変わりか。
確かに似ている。)
ドラゴンはそういって聖奈に顔を近づけた。
「あなたが2体目のモンスターね。」
「いかにも、私は緋炎。
炎と力を司るモンスター。」
「緋炎……」
風雷に続いて、緋炎か……
(目覚めた時、私は外で待っている。
今夜の任務の前にあなたを鍛えてあげよう。)
(緋炎……あなたに会えて嬉しい。
今夜の任務が楽しみかも♪)
(目覚めるといい。
今夜の任務は普通には終わらせてくれない予感がする。
任務に行く前に、私が炎と力の扱い方を教えよう。)
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