言い訳生活が崩れる瞬間

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「嘘着くの本当に得意なのね」 「だから、嘘じゃなくて、言い訳ね」 「分かったわ。これに、名前書いて私によこして」 菱狩に渡されたのは入部届けだ。 「菱狩、何の部活に入らされるんだ?部活の名前すら聞いてないんだけど」 「そう言えば、言ってなかったわ。私達の部活は、色々な依頼をこなす部活動なの」 「分かった。残りの4人はどうするんだ?友達誘うのか?」 「私、友達余りいないわ。だから、無理ね」 「自慢する事じゃないぞ。どうやって集めるんだ?」 「健吾、みたいな人を探すの」 「僕みたいな人?」 意味が分かんない。どういう事? 「要するに、変な特徴を持っていて、その特徴が優れてる人物を探し出すの。あと4人ね」
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