その先は、
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うん。 と、語らず、 「何したのよ?」 目だけで頷いた頬杖をつく俺の顔を見下ろし、 「お前」 なんて、言いながら彼はくしゃりと目元に皺を寄せる。 男の鋭角な顎の下奥に剃り残しを見つけた俺はしゃべっても、しゃべらなくても口内のどこかにあたって痛いので、わざと舌全体を下の歯の中に押し付けて、先端が動かないようにした。
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