その先は、
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「ここ、痛いでしょ」 訊ねるでもない問いかけだったが、 「ぅん」 舌先の痛い俺は喉の奥で声を作って吐いた。 鼻筋を指の腹で撫で下ろし、 「ばかだね」 後ろから俺の体に触れ、こめかみ辺りに尖った顎を軽くあてて英明は低く笑う。 彼の喉の奥で生まれたそれがくつくつ、肌を通して伝わってきて俺はこそばゆさに肩をすくめた。
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