日常

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「方天画戟って名前じゃ、味気ないよな……適当に神戟(しんげき)でいいかな」 また独り言を言いながら歩くと左から眩しい光が視界に入る。 「ちょ、なん――― 急に光が入った方向を見る。目の前にはトラックが迫っていた。 「え?……嘘……だろ?」 こんなとこで死ぬの?俺……。 その瞬間、空から紅い光の何かが流れて龍にも気づかないほどの速さが龍に当たって龍を救う。 だがその光は龍とともに虚空に消えた。 そう。彼は外史の世界へ飛ばされたのだった。
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