序章:混沌の日常

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親子二代と情太郎が言うように、みるくさんも麗ちゃんのお母さんの 小松さん達と魔法少女のユニットを組んでいたそうで現在も仲が良いらしい。 そんな三人のやり取りの中、彼らの後ろから 「情兄、福美、麗、おはよう♪」 と元気よく凛とした声で挨拶をするのは、金髪碧眼ポニーテールの白人 の美少女。 名を、牧場アニー(まきば・アニー)と言うやはり魔法少女で 愛野兄妹の幼馴染の一人である。 その声にふくれていた福美が振り返り「アニーちゃん、おっはよ~♪」 と元気に挨拶する、兄の強制お辞儀はない。 「よ、アニーもおはよう。」 と情太郎が軽く挨拶する、彼は丁寧に挨拶する人には丁寧に挨拶で返す 主義らしい。 「アニーちゃんも、おはようございます♪」 麗も笑顔でお辞儀をする。 そして4人は揃って、学校へと歩き出すなぜなら彼らの学校は幼稚園から 大学院まで一貫教育制であるから。 道を進み住宅街から商店街へ出ると段々、人が増えて来る。 自転車やバイクで通学するもの、マシンや超能力に自分の翼などで 空を飛んで通学するもの目指す先は同じだ。 山々をバックに、広大な敷地と巨大な建物が群をなす学校。 それが彼らが通う学園、カオスアカデミアである。
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