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「光秀さん!?、何度言ったらわかるか!?
バスタオル巻くんだったら取れっつってんだろぉ!?」
「えッ!?キャッ!?」
私は軽い悲鳴を上げてしまった。
なぜなら、蒸さんが急に光秀さんの下半身に巻いていたタオルを
勢い良く取ったからだ。
「ぁ、ほら杏くんが驚いていてるではないか。
やはり巻くって正解だったな。」
そう、ここのルールは不思議だ。
まぁ、100ヶ条以上あるが、このバスタオルに関しては
3ヶ条ある。
「壱、裸体になるか服を着るかのどちらか
弐、やむを得ない場合、バスタオルを巻いても可
参、裸体になる場合は、廊下と部屋以外立入りしてはならない
と、生徒手帳にかいてあるじゃないかッ!!」
蒸さんが光秀さんに生徒手帳を突きつけた。
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