尋斗

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次の朝のこと 実家には今日までいるつもりだった。 母と父と姉と食卓を囲んでいた。 3人と食卓を囲むのは、久しぶりで懐かしさを隠すことが出来なかった。 「尋斗??」 姉だった。 「携帯鳴ってるわよ?」 ぼーとしいて気づいていなかった。 ディスプレイには職場の後輩の名前が書いていた。 「ごちそうさま。」 リビングを後にして、電話にでる。
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