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時は幕末。
浅葱色の羽織りに、誠を背負い
動乱の世を駆け抜けた男達
それが……新撰組…。
ー1864年 6月5日ー
「…近藤さん。準備は良いか?」
こう仏頂面で言う男は泣く子も黙る鬼の新撰組副長
【土方歳三】
「…あぁ。歳。」
神妙な面持ちで力強く頷くのは隊士からも慕われる新撰組局長
【近藤勇】
「俺達は【丹虎】近藤さん達は【池田屋】だ。…総司。近藤さんを頼んだぞ。」
「分かってますよ。土方さん。」
笑顔で答えるのは剣豪集う新撰組で剣術においてトップを争う新撰組一番隊組長
【沖田総司】
「皆。これが終わったら宴だ!誰一人死ぬんじゃねぇぞ!!」
「「「「「おー!!」」」」」
「土方さん!終わったら一緒に団子ですよ。」
「…ふっ。あぁ、わかったよ。」
「行くぞぉ!!」
近藤の呼びかけと共に隊士達は動きだした。
(前半は忠実に乗っ取っているつもりですが、諸説ありますのでご了承ください。)
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