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バサッ!
??「…ハァハァ…またあの夢か…………一体なんなんだよ!…毎日毎日!鬱陶しい!…もぅ、死にたくなる!……………ハァハァハァハァ…」
俺はいつも同じ夢を見る。そして、きまって同じところで目が覚める。
俺はいつもこの夢に対していつも考えさせられる。
これは、俺の忘れている記憶なのか?…それなら思い出さなくていい。もぅ、俺は今の状態でじゅうぶんだ!
過去は必要ない!今を生きている!
バタン!
??「大丈夫!?…斬人!…また……いつもの…夢?」
斬人「まぁな…いつもどうりだ。なにか、飲み物をくれ。」
??「ホイよ。」
いつもどうり宙に水が溜まり出す。それは自然と膨らみ。やがて縮んで。飴のように固形物になる。
??「ほら、コップはそこにあるでしょ?手にもって、ほら」
俺はそばにある、コップをもち。その飴のような、下にコップを構える。
すると、飴がコップに落ちる。
俺にはこの魔法の原理がわからないのだが。コップの中の飴が膨張しながら水になる。
斬人「いつも、ありがとう」
??「いいよ、この孤児院じゃ、みんな、仲間じゃない。特に私は貴方よりかは数倍頼りになるわ任せなさい?」
斬人「ははは、そうだな波斗には頼りっぱなしだな」
波斗「ふふ~?よくわかってるじゃない」
俺は雷府って国の孤児院にいる。
この地には
聖刻(せいこく)、黒魔(こくま)、紅都(こうと)、水母(みなも)、葉富(はとみ)、雷府(らいふ)
の国がある。
…それに無属都市ってのもあるな。どの国にも属さない国だ。
ここは、一部の族者たちが住んでいる。
一方、この国たち全てを裏で操っているという、噂も立っている。
俺はこの孤児院に無属都市から、名も語らない人が連れて来て。
おいて行ったらしい。
全く謎で、その真実を知った時は正直困惑した。
でも今はどうとも思っていない
この、孤児院で基礎魔法を毎日淡々と学んでいる。
つまんないように見えるが、一緒に学んでる奴らが、意外に面白い。
この前なんて、波斗が前、応用魔法を発動させられた時、才能が開花したのか。
天から巨大な流体が落ちて来た。
みんな、とっさにかわしたのだが。
先生がいうには、水魔法の中で結構上級の回復魔法らしい。
運が良ければ死んでから、三十分いないなら息を返すらしい。
その時から波斗は調子にのりはじめてる。
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