第二話

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イ「何を言い出すのですか!?」 フ「イブキ兄様の言うとおりです!だいだいその子にも親がいるはず!」 子供「……ない」 フ「えっ?」 子供「いないもん……私をかばって死ん……じゃった……」 ポロポロと涙を流しながら必死に言葉を言う 「ねぇ琥珀、今日から俺の娘になりなさい?名前も琥珀と言う名前をあげる」 琥「……琥珀?む……す……め……?パパとママを忘れないといけないの?」 「いいや、忘れなくていい……ただその悲しい気持ちも嬉しい気持ちもいろんな気持ちを私に話してくれないか?私の養子になって一緒に暮らそう?一人にしたりしない」 琥「ほんと?パパたちのこと……忘れなくて……いいの?一人に……しない?」 「あぁ……約束する」 琥「ふっ……うぇ~ん……」 泣きじゃくる琥珀の背中を撫でながらいっぱいなくといいと言いながら優しく抱き締めてあげた
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