5人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
やっぱり普通じゃない
「いつも迷惑かけてすまないな天賦」
「良いよ別に…だって、創師だって僕のせいでよく傷ついちゃってるじゃん
そんな恩に比べたらこの程度のことまだ借りを返せてないと思うよ」
やっぱり普通じゃない
「昨日も絡まれちゃったんでしょ?右胸あたりに服が擦れないように庇っているのは一目瞭然だし」
「お前よくそんなこと分かるんだな…ホント、スゲーよ」
「そりゃ、いつも傍で見…、親友だもん!それにいつも僕のせいで傷つく親友のことを気にかけないなんて出来ないよ」
「ハハッ、お前やっぱいいやつだな、お前にあの面食い共は似合わねーよ、俺が側で守っといてやろうかwww
それにしても、お前の心をつかんだ奴にあってみたいぜ、結構お前長い片思いしてっからな
いつなったら告んだよ、あんまり、俺のわくわく待たせんなよ」
「嫌だよ…、いくら親友の創師でも教えられることと教えられないことだってあるよ…。
――――――――――――――――――――――――――――…ボソボソ」
「ん?まあ、そうだよな俺だって、いくら親友のお前でも俺のアダ…マルビデオの隠し場所教えられんしな!」
「創師ってどんな人が好きなの?」
「俺のタイプの女性(ヒト)?そりゃー、お前ぐらい性格のいいやつがいいな」
「へぇー」
「やべぇ、そろそろ遅れちまう走るぞ!」
「うん!」
時間が飛びに飛んで回って回って回った放課後
「創師!帰ろ!」
「あれ?いつメンは?」
「明日は決戦の日だ、とかいって先帰っちゃたよ」
「天賦って明日誕生日だったな」
「覚えててくれたんだ!」
「覚えてたとか言う前に俺毎年あげてるよなぁプレゼント」
「うん!はぁ…でも、みんなからプレゼント貰うのはうれしいけど総量が多くて…。」
「ドンマイ…それは自業自得ってやつだ」
最初のコメントを投稿しよう!