プロローグ

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平行世界…それは多く存在するが決して交わらない物… その1つの世界…『魔法少女リリカルなのは』の世界に転生した男がいた。 名を『浅倉尚哉』何処にでもいる、平凡な学生だった彼は第二の人生によって同じく本来存在しない人の負の感情で生まれた怪物『シャドウ』、そのシャドウを束ねる『ブラッディクライシス』と激しい戦いを繰り広げる。 そんな中、尚哉はリリカルなのはの物語の筋書き通りにはさせないためにシャドウと戦いながら奮闘…結果、死んでいたはずのアリシアの復活、病に侵されていたプレシアと消えるはずだったリインフォースⅠの生存…そして一番の筋書きから離れたと言えば夜天の主『八神はやて』に夜の一族である『月村すずか』、そして復活した『アリシア・テスタロッサ』の三人から異性として好意を持たれていて結婚を前提に付き合い始め浅倉という姓が八神に変わったことである。 そして苦難を乗り越えた尚哉は今、ミッドチルダの首都クラナガン全域に展開する大群のシャドウに対しクラナガンにいる魔導士が総力をもって迎撃しているなか、クラナガンを信頼する友達に任せ目の前に現れた次元の裂目に突入し奥に進むとブラッディクライシスの首領『デュポン』と対峙する。 尚哉とデュポン…死闘の末…デュポンが真の姿へと変貌し絶体絶命の尚哉… 今、尚哉とブラッディクライシスとの7年間にも及ぶ因縁に終止符が打たれようとしていた。 プロローグ『FINAL SHOT』
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