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この姿を見て普通の男子は多分見とれてしまい、何もできないまま敗れるだろう。
だがこの勇者は違う。
「なんだよ。魔王って女だったのか。戦う気が失せたわ(いろんな意味で)」
「なっ!なぜだ!さぁ剣をかまえぬか!私も久々の勇者でわくわくしているのだ」
「どうでもいいわ。俺、女には興味ないんで」
「え、まさかの、ホモ?、、、キモッ」
「キモいとはなんだ!キモいとは!お前は今、全世界のホモを敵に回したぞ!」
「いいけど?全員殺すし」
「ぬぐぐ!さすが魔王。さらっとそんな可愛い顔して(俺から見たら可愛い、ブサイク、などのどちらとも思わんが)恐っろしい言葉を発しやがって。いいか!俺は強い『男』が好きなんだ!だから女には手加減しないからな!?」
「かまわん」
「ぬぐぐ!さすが魔王。無表情で返答するなんて。そんなに余裕ぶっこいてるのか?」
「ああ」
「、、、なんか俺なめられてるな。覚悟しろよ?」
「やっとか。さぁ来い!ぶっ殺してやる!」
勇者と魔王は同時に床を蹴り、お互い急接近した。そして、お互い、勇者は剣。魔王もどこから出したかわからない真っ黒な剣を振りおろし、剣をぶつけあう。
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