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時は中学二年、始業式。
皆中二病に感染する時期、ヤンキー仲間と共に久々の登校をするグレきった佐藤くん。
家と学校徒歩10分圏内の溜まり場確定な佐藤くん。
佐藤くん御一行に騒然となる学校。
元々ワンパクな三人と、有ろう事か登校拒否ってためそめそボーイが派手な出で立ちで登場したのだ。
三人は元々人気者だった。
この日がデビューの新人佐藤くん。
三人に群がる民衆。
ぼっちの佐藤くん。
少し寂しい佐藤くん。
それでもめげない佐藤くん。
めげない彼は、ある人物を探すため各教室を巡る。
いた。
元後ろの席の高田くんだ。
アイムディナーの元凶、高田くん。
高田くんに詰め寄る俺っていうか佐藤くん。
明らかに動揺している高田くん。
御構い無しに胸ぐら掴んですたんだっぷな佐藤くん。
英語の理解力はあの日のままの佐藤くん。
しかし筋トレしたので少し筋肉ついてる佐藤くん。
「高田。お前、俺に何か言いたいことない?」
青い顔の高田くん。
膝が笑う高田くん。
実に器用な高田くん。
殴りまくる予定だったが、この反応で満足しました佐藤くん。
過呼吸気味の高田くんを解放し、軽く挨拶をして自分の教室に戻る。
「これからもよろしく」
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