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「・・・それで、私を監禁してどうするつもりですか?」
「まぁまぁそんなに焦らないで。君が部活に入ってくれれば万事解決棒棒鶏なんだから」
「そのネタ流行ると思ったら大間違いですからね。それと、私は入りませんよ」
「そうか・・・有紀ちゃん!」
「は、はい!」
先輩に呼ばれて一人の女の子がやって来た。リボンの色が私と同じということは同じ学年なんだ。
「行ってくるんだ特攻隊!」
とてとてとやって来た女の子は先輩に押されて私の方へ。私はその子を押さえようとしたけど結局二人仲良く倒れる結果になった。その瞬間カメラのフラッシュが私を襲う。もちろんそのカメラを持っていたのは先輩だった。
「おぉ~まさかこんないいネタが掴めるなんて」
目を開けるとさっきの女の子が私に覆い被さっていた。それよりも大変なのは私の手の位置だ。私の手は女の子の丁度胸の部分にあったのだ。なんという偶然。神様もビックリのとんでも展開だよ。
「さて、この写真が新聞部に流されたくなければ帰宅部に入るんだ!」
「あんた最低だな!」
そんなことがあり、私は半ば強制的に帰宅部に入れられた。
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